【フォーメーション別座学2】ランナー1塁 ファーストゴロ



今回は、ファーストゴロ。

前回同様、ノーアウトかワンアウトの場合になります。ツーアウトなら一塁へ送球

なお、低学年には難しいこともありますので、できればお父さんやお母さんがかみ砕いて説明してあげてください。


⑤、⑥、⑦、⑧、⑨は前回(セカンドゴロ)とほぼ同じ動きとなります。

セカンドはファーストのカバーへダッシュです。

①ピッチャーは一塁ベースに入り、⑥ショートからの送球に備えます。

が、前回もそうなのですが、ダブルプレーは難しいので、まずは二塁でのフォースアウト(タッチ不要でアウト)を狙いましょう。

※ 「フォースアウト」についてはページ最下部に記載しています。



〇ピッチャー

打球がファースト側に飛んだと同時に1塁ベースに向かう。ファーストが打球処理により1塁ベースから離れるため、 ピッチャーが1塁ベースに入ってショートからの送球を受ける。  


〇キャッチャー 

1塁送球へのバックアップに走る。 


〇ファースト 

打球を捕球しにいく。1、2塁間のゴロでもファーストベースにこだわらず、積極的に取りにいくこと。 すぐ1塁に戻れる場合以外はファーストベースに入るのはピッチャーに任せる。 但し、1塁ベースに近いゴロの場合は先に1塁ベースを踏んでから2塁に送球をする。  


〇セカンド 

打球の捕球に向かい、ファーストが捕球となった場合は失策に備えてカバーする。 その後、1塁送球のバックアップピッチャーの1塁ベースカバーが遅れている場合はセカンドが1塁ベースに入る。 


〇サード 

 3塁ベースに入り、失策が発生した場合の3塁への進塁に備える。  


〇ショート 

2塁ベースに入り、ファーストからの送球を受け取り、1塁へ送球ファーストが先に1塁ベースを踏んでから送球した場合はタッチプレーとなるので注意。 


〇レフト 

2塁送球のバックアップ。 


〇センター 

2塁送球のバックアップ。  


〇ライト

打球処理のバックアップに向かい、その後1塁送球のバックアップに向かう



※ フォースアウト 

打者や走者に次の塁に進む義務が生じている状態を「フォース」といいます。 

1 打者が打てば一塁に進む義務があります。これが「フォース」です。

2 打者に一塁に行く義務が生じれば、これまでに一塁にいた走者は二塁に進む義務が生じます。   一塁から押し出されてしまいますから。これも「フォース」です。

3 そのときに二塁にも走者がいれば二塁走者は押し出されて三塁に進む義務が生じます。

  これもフォースです。

4 この義務がある走者は、身体にタッチ(正式にはタッグ)されなくても進むべく先の塁に触塁(ボールを持っている野手が塁に触れる、踏むこと)されればアウトになります。  

  バッターがゴロを打ち、一塁に走ると、もともとの一塁ランナーは二塁に進むことになります。

  そのときボールを持っている選手が、二塁ベースをランナーより早く踏めばアウトです。

5 これが「フォースアウト」です。 

6 フォースの状態は、後ろを走る走者がいなくなれば自動的に消滅します。

  たとえば走者一塁二塁で、打者が打った。

  走者は打者に押し出されてそれぞれ先の塁に進む義務があります。

  しかし、打者が先に一塁でアウトになれば、走者はフォースの状態ではなくなります。

  アウトにするにはタッチ(タッグ)しなければなりません


菊名ファイヤーズ

菊名ファイヤーズは横浜市港北区で最も長い歴史をもつソフトボールチームです。 練習、試合やイベントなどファイヤーズの活動をご紹介します!

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