今回はライト前に抜けたヒットです。
菊名ファイヤーズはライトが下級生のため、3塁送球(下図の黄色線)は難しいかも。しっかり止めて素早く他の上級生に返球することが必要と思います。返球する上級生をあらかじめ決めておくことが必要とも思います。
その際には、暴投や捕りにくい球を投げないこと。
①ピッチャー
1塁ベース方向にスタートをいったん切るが、ライトに抜けるのが分かった段階で、3塁送球へのバックアップに走る。
②キャッチャー
本塁ベース前に出て全体に指示。
③ファースト
打球処理に向かうが、ライトに抜けたあと1塁ベースに戻る。 打球によってはライトゴロもある。
④セカンド
打球処理に走るがライトに抜けた後は、3塁への返球のカット位置に入る。 セカンドとライトの距離が近い場合はカットはショートに任せてセカンドが2塁ベースに入る。
⑤サード
3塁ベースに入る。カットマンの位置修正およびカットorノーカットの指示を出す。
⑥ショート
3塁送球の2枚目のカットに入る。セカンドとライトの距離が近いため、基本的にはショートがカットする。
⑦レフト
3塁送球のバックアップに走る。
ピッチャーのバックアップが遅れる可能性があるため、広くバックアップできる位置に入る。
⑧センター
ライトの打球処理のバックアップに入る。
1塁ランナーの3塁に向かう姿を見てライトが慌てるケースがあり、後逸のリスクが高まるためカバーは全力で。
⑨ライト
打球処理をし、打球処理で前に出た勢いを利用して3塁に送球する。
打球が強く正面の場合はライトゴロを狙える可能性も。
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